Windows10のサポート終了が話題になり始めた頃、私はひとつの決断を迫られていました。
3年以上使い続けてきた第6世代Core i5のノートPC。
毎日の作業を支えてくれた相棒のような存在でしたが、ニュースを見るたびに「そろそろ買い替えたほうがいいのかな」という不安が胸の奥でじわじわと広がっていきました。
当時は「Windows11対応CPUは第8世代以降」という話題があちこちで飛び交い、SNSでも「非対応CPUは危険」「早めに買い替えたほうがいい」という声が多かった時期。
毎日PCで仕事をしていることもあり、私自身も“対応CPUを選ぶべき”という空気に自然と引っ張られていきました。
そして私は、長年使ってきた第6世代PCを手放し、Windows11正式対応の第8世代PCへと乗り換えました。
しかし半年後、私は再び第6世代PCの電源を入れていました。
まるで、昔の友人に久しぶりに会ったような安心感とともに。
今回は、そんな私の“買い替えと回帰”の物語です。

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 Windows10を使い続ける不安と、揺れる気持ち

もともと使っていた第6世代Core i5のノートPCは、決して悪い機種ではありませんでした。 むしろ、私の作業には十分すぎるほど働いてくれていました。
ブラウザでの調べもの
Excelでの管理作業
メールのやり取り
どれもサクサク動き、ストレスはほとんどありません。
「まだまだ現役だな」と思っていたほどです。
それでも、心のどこかに不安がありました。
私は過去にSNSアカウントを乗っ取られた経験があります。
あの時の、背筋が冷たくなるような感覚は今でも忘れられません。
ネットバンキングやカード決済も利用しているため、 「セキュリティ更新が止まるOSを使い続けるのは怖い」 という気持ちは日に日に強くなっていきました。
家に例えるなら、鍵の修理ができなくなった家に住み続けるようなもの。
住めないわけではないけれど、何かあった時に守ってくれる保証がない。
そんな不安を抱えながら使い続けるのは、精神的に落ち着きませんでした。

第6世代PCとの出会いと、思い出

第6世代PCを購入したのは、今から3年以上前のこと。
中古PC店に立ち寄り、「Core i5のノートが欲しい」と伝えたところ、 店員さんが奥から1台だけ持ってきてくれました。
「ちょうどこれが残ってますよ」 その言葉に背中を押されるように、私はその場で購入しました。
価格:約23,500円 WPS Office 2:約4,000円
Core i5-6200U / メモリ8GB
購入時期:2021年夏頃
当時はブログを始めたばかりで、 「とにかく遅くないPCが欲しい」 という気持ちが強かったのを覚えています。
それ以前に使っていたPCは、起動するだけで時間がかかり、
ブラウザを開くだけで固まることもありました。
ブログを始める時に詳しい人へ相談したところ、
「i5以上を買ったほうがいい」 と言われ、それ以来ずっとi5を選ぶようになりました。
そしてこの第6世代PCは、私にとって“当たり個体”でした。
購入から1年後にタッチパッドが使えることに気づいた時は驚きましたが、
それも含めて愛着が湧いていました。

 第8世代PCを買った時の期待

Windows10のサポート終了が近づき、 「そろそろ買い替えたほうがいいのかな」 という気持ちが強くなってきた頃。
私はオークションで第8世代Core i5搭載のノートPCを見つけました。
価格は約23,500円。 Office 2019も入っていて、見た目も綺麗。
「これなら安心してWindows11が使える」 「新しいPCなら作業ももっと快適になるはず」 そんな期待を胸に、私は購入を決めました。
開封した瞬間のワクワク感は今でも覚えています。
新しいPC特有の“これから頑張って働きますよ”という雰囲気。 あの感じが好きで、ついテンションが上がってしまう。
最初の数日は、まさに快適そのものでした。

 しかし違和感が積み重なる

ところが、毎日使っているうちに、少しずつ違和感が積み重なっていきました。
● キーボードのクセ
数字の「6」を押したつもりが「5」になる。
最初は自分のミスだと思っていましたが、何度も続くと気になります。
キーボードは毎日触れる部分だからこそ、わずかなクセがストレスになる。

● 液晶の発色が薄い
私は作業ごとにブラウザを色で区別しています。
その色が、どうも見分けにくい。
「こんなに色の違いって大事だったんだ」と気づかされました。

CPU性能よりも、 “毎日目にする画面の見やすさ” のほうが作業効率に影響する。 そんな当たり前のことを、改めて実感しました。

CPU世代の違いを初心者向けに解説

ここで少し、CPU世代の違いについて触れておきます。
難しい話は抜きで、初心者向けに分かりやすく。
● 第6世代と第8世代の違い ざっくり言うと、 第8世代はコア数が増えている 処理速度が全体的に向上している
Windows11の正式対応は第8世代から という特徴があります。
ただし、 体感速度は用途によって大きく変わる。
ブラウザ・メール・Excel程度なら、 第6世代でも十分に快適です。
● CPUより大事な部分もある
PCを扱っているとよく分かるのですが、 CPUよりも体感に影響するのは、
液晶の質
キーボードの打ちやすさ
タッチパッドの感度
ファンの音 個体差(中古ならでは)
こうした“毎日触れる部分”です。
スペック表には書かれていないけれど、 実際の使い心地を左右するのはここ。

 第6世代PCをもう一度使えないか?

そんな時、ある情報が目に入りました。
「第6世代CPUでもWindows11をインストールできる方法がある」
最初は半信半疑でした。
非対応CPUだから無理だと思い込んでいたからです。
でも調べてみると、レジストリ変更でインストールできるとのこと。
初めての作業で緊張しましたが、手順を確認しながら慎重に進めました。
そして、無事にWindows11がインストールできた瞬間、 胸の奥がふっと軽くなりました。

 一番驚いたのは、Windows Updateが普通に出来たこと

インストールできたことより驚いたのは、その後です。
Windows Updateが普通に動いた。
非対応CPUなので更新が止まると思っていたのに、 2026年6月時点では問題なく更新されています。
もちろん将来の保証はありません。
でも、少なくとも“今”は普通に使える。 それだけで十分でした。

 第6世代PCが再びメインになった理由

第6世代PCに戻ってみると、 「ああ、やっぱりこれだ」と思いました。
液晶の見やすさ
キーボードの安心感
使い慣れた操作感
こうした“相性の良さ”が、作業効率に直結しているのを実感しました。
スペック表では分からないけれど、 毎日使う道具としてはとても大事なポイントです。

 第6世代PCは2026年でも使えるのか?

結論から言うと、 用途次第ではまだまだ使えます。
● 使える用途
ブラウザ
Excel
メール
ブログ作業
動画視聴
これらは問題なし。
● 苦手な用途
動画編集
重いゲーム
AI処理
大量の画像編集
こうした“重い作業”は厳しいです。

まとめ

Windows11対応を理由に第8世代PCへ買い替えた しかし実際に使うと、キーボードや液晶のクセが気になった。
第6世代PCをWindows11化したら、意外にも快適だった。
PCの満足度は“スペックより使い心地”が大きく影響する。
現在はWindows11化した第6世代Core i5のノートを再びメインにしています。

今後のアップデート状況は様子見ですが、少なくとも今の作業環境ではこちらの方が快適です。

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